―この話は、私がサークル「一発勝負」さんの例会で参加する(予定)BIG野球のペナントレースをベイスターズの監督として1年間戦う様を書いたり書かなかったりする感じのアレです。(ここまでテンプレ)

第8話 解き放たれた「あいつ」

・前回までのあらすじ
交流戦は3連勝か3連敗しかしてない()

監督「さて、交流戦は3連勝か3連敗しかしてない!」
コーチ「極端な戦いぶりですよね。」
監督「そんな中ロッテ戦は初戦2戦目と負けてしまった!ヤバい!」
コーチ「ヤバがってる監督に報告です。」
監督「あー!あー!あー!聞こえない聞こえない!」
コーチ「いくら耳を塞ごうが怪我人が出た事実は消えません。結論から言いますと大和が負傷です。全治は1ヶ月の見込みですね。」
監督「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
監督「……かくなる上は仕方がない。3連敗阻止と怪我人補充のためにも「あいつ」を呼ぶしかあるまい……」
コーチ「「あいつ」とは?」
監督「明日になれば分かるさ……」

明日
?「おはようございます!昇格早々スタメンって本当ですか?」
監督「あぁ。お前の……なんだその、えーっと……うん、アレだよアレ。……そうだ!お前のオカルティックパワー的な雰囲気に期待しているぞ!倉本!」
コーチ・倉本「「何ですかオカルティックパワーって。」」
監督「とにかく9番ショートでスタメンだから。ホレ行った行った。」(倉本立ち去る)
コーチ「で、オカルティックパワーって何ですか。野球の面でも少しは期待しましょうよ。」
監督「知らん!まぁヤツなら何か起こしてくれるだろうよ。」

(試合開始)
コーチ「いきなりエラーしたんですがそれは。」
監督「「何か」は起こしたな。」
(中略)
監督「勝ったぞ!交流戦3タテ生活ともおさらばだ!」
コーチ「平良が8回1失点と好投しましたね。」
監督「倉本も先制のホームを踏んだぞ!」
コーチ(嶺井ヒット→倉本併殺崩れ→桑原三塁打なので別になにかをしたわけではないんですがね……)
監督「あと倉本、大谷からヒットを打ったぞ。」
コーチ「その大谷って大谷智久じゃないですか……。」
監督「でもみんな大谷と聞いて三振を繰り返すなかヤツだけヒットを打った。メジャー級だな。」
コーチ「何言ってるんですか……」
コーチ「さて、そんな倉本祭りの後オリックスとの3連戦がありました。結果は1勝2敗。これで交流戦の全日程が終わり8勝10敗でした。」
監督「なんやかんやで史実通りになったな。」
コーチ「そうですね。さて、次回からは平常運転。セリーグの戦いに戻ります。それでは皆さん、また次回に。」


-つづけ-