そらもうアレよ ’23

東方BIG野球のプレー記録、その他諸々な感じです。

タグ:ムエンゴ

以前、サリエルの援護は異常なレベルでないことを記事にした。(参考:サリエルがムエンゴだという風潮)はたして、他の先発投手がどうなのかを検証したのが今回の記事だ。早速結果を一覧にしたので見てほしい。
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…ハイ、サリエルが圧倒的最下位です。まだ1回しか先発で投げてない小鈴はさておき、パルスィの援護が非常に多いことがわかる。この援護ならチーム最多勝であることもうなずけるだろう。(パルスィ:5勝4敗防御率4.65)
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以前も出したプロ野球の年ごとの記録を出して比較してみると魔理沙も援護の少なさが目立つ。開幕戦で首尾よく勝ってから3か月近く勝利がなかったのも納得といえば納得だ。(2勝4敗防御率2.50)
ちなみにパルスィの援護率6.18は2013年の田中将大の6.08をも上回るこれまた球史に残りそうな援護率だ。サリエルと共に両極端な援護率を誇る投手が同一チームにいることは非常に興味深い。

こうして実際にデータを出してみると様々な発見があった。シーズンはもうすぐ後半戦。これからどこまで成績が伸びるのかに注目したい。

我らがエース、サリエル。今季ここまで14試合に登板して5勝7敗防御率2.72。QS10回(71%)にHQS8回(57%)
と少なくとも投球内容は見かけ上の成績をはるかに超えている印象がある。そしてこのサリエルにはある風潮があるのだ。いくら好投しても一向に打線が援護をしない。いわゆるムエンゴというヤツだ。なので今回は本当にそうなのかを援護率とQSとHQS達成時の勝率から見てみることにした。なお、今回援護率のデータを出す際に以下の方法で算出した。

「(降板する前に取った味方の得点×9)÷(降板するまでの攻撃回)で計算する。防御率の計算方法と非常によく似ているが、攻撃回は状況により防御率の計算で使う投球回と異なる数値になる。
  • 先攻チームの場合、たとえば5回裏を投げ切って6回裏の頭で交代した場合、投球回は5回だが、攻撃は6回表の最後までやっているので攻撃回は6回となる
  • 回の途中で交代した場合、たとえば7回途中2アウトで交代した場合投球回は6回と2/3だが、攻撃はチェンジするまでやっているのでこの場合攻撃回は先攻チームの時は7回、後攻チームの時は6回となる
  • 後攻チームがリードを保ったまま9回表で試合終了した場合、投手が完投していれば当然投球回は9回だが、攻撃は8回裏で終わっているので攻撃回は8回となる
  • サヨナラ勝ちの場合、厳密にいえば途中で攻撃が終了しているので例えば9回裏1アウトでサヨナラ勝ちした時は攻撃回を8回1/3として計算するが、計算が面倒だったりサヨナラ勝ちした時のアウト数を調べるのが面倒などの理由でここまで厳密に計算する人はほとんどいない。」(ニコニコ大百科:援護率のページより引用 http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%8F%B4%E8%AD%B7%E7%8E%87)


前置きが長くなってしまったので早速結論から言いたい。以下が成績だっ!

サリエル 5勝7敗防御率2.72 援護率1.96 QS勝率40% HQS勝率38%

はっきり言ってサリエルのムエンゴは異常だ とりあえず2010-2014の5年間のセパ両リーグの援護率ワースト投手の表を出してみよう。↓
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この表でのワースト記録は2012年のスタンリッジで1.98だ。少なくとも近現代の野球界ではワーストの記録だろう。そこでもう1回サリエルの援護率を見てほしい。援護率1.96 である。
そう、まだシーズンは半分ではあるが球界のワースト記録を更新しているのであるッ!!!
少なくとも平均的な援護さえあればまず5勝7敗の勝敗がひっくり返ることは間違いないだろう。

シーズンはまだ約半分残っている。これからは打線が多いに援護点を挙げサリエルの白星が増えることを祈りたい。2桁勝利を目指して頑張ってほしいものだ。
まだ間に合います。

最後まで1点が遠く。 延長10回にサヨナラ被弾で敗戦。

公式戦59試合目 6.12 京セラドーム大阪 18:00 badferd0-2moriさん 勝:リリカ 敗:カナ1敗 
b|000 000 000 0 |0 
m|000 000 000  2x|2x
オーダー
1中文
2二鈴仙
3三夢美
4左フラン
5一妹紅
6遊雛
7右小町
8捕キスメ
9投メディスン
継投:メディスン5.0-Hメリー2.0-H村紗1.0-Hエリス0.2-H穣子0.1-敗カナ0.1

この日の先発は5/4以来約1ヶ月ぶりのマウンドとなったメディスン。今日はコーナーに投げ分けるボールが冴えて5回無失点と上々の投球。しかし、打線の援護が一向になく試合は延長戦に。延長10回裏、6番手カナの失投をヘカーティアが捉えてサヨナラ2ラン。打線は最後まで援護なく、0-2で敗戦。2度あった2死満塁のチャンスを生かせなかったのが痛かった。

試合後コメント
「結局、最後まで援護出来なかった。メディはじめ投手陣には申し訳ないことをしてしまった。」 「5安打とあまりヒットはなかったが四球などでいくつかチャンスは作れた。そこで1本出なかったのがまずかったな。」
(メディスン投手が好投)「怪我から戻ってきて1ヶ月ぶりのマウンド。怪我する直前のいい状態でまたマウンドに帰ってきてくれて嬉しいよ。この投球を1-2回続けてくれればローテ入りは堅いな。さすが開幕ローテに入っただけのことはある。早く我々の努力で初勝利をつけてやりたい。」
(入れ替えについて)「まずメディスンは登板機会もないので一端下げます。交流戦明けたらまた投げさせる。それで近々ぬえが戻ってくるのでそこで1つ。芳香かな。下げるのは。コンガラの怪我があって代打がやや苦しいけど、なんとかやりくりしないとね。」 「早くメディに初勝利させてやりたい。それじゃ今日はこの辺りでね。さいなら~」

特に前置きもなしに

4.17 公式戦17試合目
昨日は1番・星に代えて無得点だったがこの日も1番星で挑む。こちらの先発はサリエルで何とかして連敗を止めたい一戦だ。試合は両軍0行進で回を重ねる。そして試合は8回表に動く。ここまで相手の強力打線を0に抑え続けていたサリエルだが1死満塁のピンチを作ると相手は代打に諏訪子を起用。ここで決勝点となるセンターへのタイムリーを打たれてしまう。ここでサリエルを降板させ味方の援護を待つことにしたが結局最後までそれはなくしかもリリーフで出た小鈴も打たれ結局0-2の負けで試合終了。連敗は8になった。
この日の打線は6安打と上手くいけば援護もあっただろうに惜しい敗戦となってしまった。
こうして8連敗。もはややけっぱちである。しかし次の試合の先発は開幕戦で勝利した魔理沙。連敗を止めたいものだ。

4.17 公式戦17試合目 ほっともっとフィールド神戸 18:00 badferd0‐2sianさん

サリエル、今日もムエンゴに泣く

公式戦46試合目 5.25 明治神宮球場 18:00 badferd1-2moriさん 勝:針妙丸 敗:サリエル3勝5敗 S:こいし
M|000 000 200  |2 
B|000 001 000  |1
オーダー
1中文
2二鈴仙
3三衣玖
4左フラン
5一妹紅
6捕キスメ
7遊雛
8指コンガラ
9右小町
継投:敗サリエル7.0-村紗1.0-メリー1.0

エース・サリエルが先発でどうしても勝ちたい試合。両軍の先発が互いに好投を繰り広げ両軍0行進で試合は進む。そして6回裏に1死23塁のチャンスで衣玖がキッチリと犠牲フライを打って先制する。しかしその直後の7回表、先頭の依姫は打ち取ったかと思ったボールだったがセンターへのヒットとされ続く慧音には甘い球をヒットにされ無死12塁。バントで送られ1死23塁と先ほど先制点を取ったときと同じような攻め方でピンチにされると咲夜の内野ゴロの間に同点に。雛には疲労から甘く入った球を二塁打にされ勝ち越しを許す。結局この1点を最後まで返せず敗戦。2連敗となってしまった。
打線は2安打3四球と相手投手陣を前に何も出来なかった。

試合後コメント
「何よりもサリエルだし勝たなきゃいけない試合だった。この負けはキツイね。」「相手投手を前に手も足も出なかった。ウチの打線が2安打3四球で1点取った事は上々な結果だがそもそもそう抑えられたら中々勝てないね。」
「打線は水物とはいっても最低限の打力がないと勝てない。好投している先発陣に全く報えてない。」
(7回、咲夜の同点打となった内野ゴロに内野前進をした方が良かったのでは?)「たしかに一理ある。あのシーンで恐れていたのは前進守備の間を抜けるゴロでヒットにされてピンチが続くこと。咲夜にはそういった打球が出るイメージが頭にあったしその結果同点にされしかもピンチが続くのが一番NGだと思いました。そして仮に内野ゴロで追いつかれてもまだ同点で2死。サリエルならこの状況を打開できると信じていた。」「結果内野ゴロで追いつかれその後の雛に甘く入ったボールを打たれ勝ち越しだからこの作戦は完全に失敗。読み違えた私の負けです。」
「QSにHQSと先発陣は自分たちのすべきことをしている。それに報いる打撃結果が欲しいし手に入るようにベンチからも色々と策を考えないといけないね。」
「じゃ、この辺りで」

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