さて、今日は先日開催された冬コミにて頒布された2017年版BIG野球について。今回は横浜の投手陣についてのレビューを行います。リンク: 2016年版投手編 2017版野手編

1 熊原健人
まさかの勝ち運で3勝も成績を見るとこの能力は残当。パッと見天子を弱体化させた感じ()

14 石田健大
17年の開幕投手も負傷もあり不本意な1年に。走者を出すと甘く入る癖があるのが懸念事項か。

15 井納翔一
2年連続代役でオールスター出場と代役ぶりが板についてきた井納。どちらかといえば打たせて取るタイプ。

16 加賀繁
かつては右のワンポイントとして一世を風靡した加賀だがここ数年、実は左の方が強いのが加賀である。飛翔癖があり、走者を出すと甘く入る事がある。

17 三嶋一輝
CSでまさかの遺紺試合となった三嶋。使えるなら敗戦処理とかかな?

19 山﨑康晃
一時は抑えを剥奪されたものの、終わってみれば奪三振率などのスタッツがキャリアハイとなった。ハマスタホームながら被本塁打率が低く、高い奪三振率を残せる優秀なリリーバーだ。

20 須田幸太
防御率8.10の選手としてみれば中々悪くはない。ただ2や4が多く疲労Pも0のため主要なリリーフとしては今一つか。

21 今永昇太
ポストシーズンや代表での活躍が記憶に新しいが、前年度より被本塁打率を下げ、アウトを取る力に長けた所があり見所のある投手である。

26 濱口遥大
外れ外れ1位からの2桁勝利を見せたルーキー。制球に難があるが奪三振率も見所がある濱口らしさのある能力となった。

27 久保康友
昨年限りで横浜に別れを告げたMr.クイック。勝ち運を見せていたが、このBIG野球で勝ち運は能力には反映されるものではない。まぁ、谷間ないしローテの末席級かな?

29 尾仲祐哉
新人ながらまさかの人的保障で阪神行きとなった尾仲。疲労Pが2だし敗戦処理適正はあるかな。

30 飯塚悟史
プロ初登板、初勝利を成し遂げた期待の若手右腕。パッと見で近いのはメディスン辺りか。

34 平田真吾
16年、登板した4試合全てで失点というあのダン・ミセリですら成し遂げられなかった怪挙を見せた偉大な大平田様。走者を出すと露骨に投球が変わるのは王者の風格である。

35 三上朋也
防御率5.12ながら31Hという成績を残した三上。投げてみないと分からない出たとこ勝負な男である。

43 進藤拓也
須田をさらに極端化させた感じ。8割方2か4って感じ。

46 田中健二朗
2年連続60登板のタフな左腕。ものすごく悪くは無いがとりたてて凄いワケでもないので正直コメントに困る()

47 砂田毅樹
17年大きく登板数を増やした名誉ドラ1左腕。(柿田?知らない子ですね・・・) 田中より制球や奪三振率で優れているが、その一方田中よりやや被弾しやすい所がある。

49 クライン
指標最強のクラインとは何だったのか。制球が悪い事や外国人枠を使う点に目をつぶれば谷間で使えるだろう。順平クラインだよ

53 パットン
セ界大戦でおなじみパットン将軍。奪三振率の高さで山﨑と共に救援陣の軸として期待できるだろう。

56 ウィーランド
安定感ある投球で横浜史上初の外国人2桁勝利を達成したウィーランド。投球もさることながら注目はその打棒だろう。3マスHRマスがあり、選球眼も他の投手より優れているのだ。

59 平良拳太郎
人的補償で入団し念願の初勝利。ただ1と4が非常に多くローテとしての運用は・・・

62 エスコバー
2軍で干されていた黒羽根との交換で横浜に入り、そして崩壊しかけていたリリーフ陣の救世主となったエスコバー。日ハム時代と合算な成績のせいか、能力はそれほど強いわけではない。


以上が2017年版BIG野球に収録されている横浜の投手陣でした。
大エース級こそ不在だが5枚ローテの駒が揃っているのは評価点。しかしイニングイーターがおらず、かといってリリーフは山﨑・パットン以外全幅の信頼をおけるリリーフもいない。6,7回辺りで苦戦を強いられそうな予感がするし現実その辺りが懸念事項であった。監督のタクトの振り方次第で結果は大きく左右されそうな感じがする。
といった所が全体を見た所感でしょうか。

それでは。