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さて、先日TL上にて色々な指標の話があってその中でWPAという指標に興味を持ったので記事にしてみようかと。

WPA(Win Probability Added)は野球のセイバーメトリクスで用いられる指標のひとつ。チームの勝利にどれだけ寄与したかという勝利貢献度を表している。
統計によって算出された勝利期待値(Win Expectancy)に基づいて、プレーの前後で変化した自チームの勝利期待値の差分がWPAである。試合開始時の勝利期待値は両チームとも0.5勝なので、勝利チーム全体のWPAは1勝-0.5勝=+0.5となる。

有用性

従来のセイバーメトリクスでは、イニングや塁上のランナー、アウトカウント等の状況に左右されない公平な指標が用いられてきたが、WPAはあえて状況を考慮する事で実際の試合展開に即した貢献度の評価を行っている[1]。一方で選手の能力と無関係の状況を考慮しているため、WPAから選手の能力を直接評価する事はできない点に注意が必要である。(ウィキペディアより抜粋、引用)


この指標で勝利への貢献というのが可視化されるのでしょうが、私としてはその期待値を知る術がないと思っていたらそれを調べられるものが便利な事にあるわけでした。
Win Expcetcanty Finder」というサイトであります。ここでは1957年-2016年の間のMLBの試合から該当のシチュエーションでの勝率が調べられ勝利期待値が割り出せます。

さて今回は任意の1試合における勝利期待値の変動を出してみました。その対象としたのは第105試合目、VS初人リリーズ戦。最大4点のビハインドを追いつき延長11回、石川雄洋のサヨナラ弾で勝利した試合です。
以下に勝利期待値変動をまとめた表を掲示します。点数が入ったシーンを主にまとめています。太字の部分は期待値が最低値を見せた場面であり、最終的に勝利したので期待値は100となります。

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(※8裏の1死ランナーなしは2死に訂正)
この試合で期待値が最低の値を見せたのは、8回裏3点ビハインド2死ランナーなしの場面でした。そこから寅丸のホームランに代打4連打で同点とします。
寅丸が2死で打席に入る時点では2.9とほぼほぼ絶望的な状態であり、HRから代打3連打があってなお2割を切る不利な展開でした。ですが4人目の代打幻月の同点タイムリー二塁打で63.6に変動し期待値を一気に43.8も上げる起死回生の一打を見せました。

今後印象的な試合に関しては期待値変動の推移を記事にするかもしれません。
それでは。