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アダムダン率という指標を知っているだろうか?
(本塁打+四球+三振)/ 打席で割り出す数値でTTO率(Three True Outcome)とも呼ばれ相手の守備機会の多寡が測れるのだが元メジャーリーガーのアダム・ダン氏がこの計算式に出る3つの要素がやたら多いためアダム・ダン率と呼ばれる。
ちなみにアダムダン本人はMLB通算で(462本塁打+1317四球+2379三振)/8328打席=49.93%を記録し、特に2012年は(41本塁打+105四球+222三振)/649打席=56.70%という驚異的なダン率を残している。

そこで今回は現在のチーム内の打席数が多い10人に絞ってこのアダムダン率を紹介してみたい。

・アダムダン率ランキング
1レミリア (13本塁打+10四球+25三振)/155打席=31.0%
2石川 (1本塁打+21四球+38三振)/228打席=26.3%
3ヤマメ (0本塁打+4四球+19三振)/93打席=24.7%
4藍 (12本塁打+12四球+27三振)/236打席=21.6%
5鈴瑚 (4本塁打+12四球+14三振)/140打席=21.4%
6星 (9本塁打+11四球+33三振)/258打席=20.5%
7夢月 (1本塁打+14四球+13三振)/173打席=16.2%
8純狐 (15本塁打+3四球+18三振)/233打席=15.5%
9幽々子 (2本塁打+6四球+6三振)/94打席=12.8%
10妖夢 (1本塁打+4四球+17三振)/197打席=11.2%

以上が打席数上位10名のアダムダン率ランキングだった。1位に輝いたのはレミリアだ。途中入団で1ヶ月ほどの遅れがあるにも関わらずチーム2位の13HRを打ちそれなりの三振数と四球数を残し1位となった。しかし1位で31%とはダンらしさに欠けるものがある。
特筆すべきなのは2位・石川雄洋だろう。HR僅か1本でランキング2位に割り込んだ。この快挙にはホームラン打者ではなく俊足巧打タイプの選手にも関わらずブリブリと振り回すわインローの球をカットし損ねるわで三振の山を築き上げると同時に、2013年の成績をカード化した結果得た高い選球眼(当年ISoD.082 BIG野球では4-1が凡退目)を持ちこの2つの要素が融合した結果三振と四球でチームトップとなり僅か1本塁打でアダムダン率2位に輝いた。
3位ヤマメは本塁打どころか四球も少ないが石川を凌ぐ三振率の高さ(ヤマメ20% 石川17%)で3位に輝いた。
以下ずらずらと並び8位に純狐。本塁打こそトップだが極端に少ない四球と三振の結果まさかの8位になった。
10位妖夢に関しては全要素が少ない。もうアダムダンのかけらもない。

今回出したアダムダン率の結果石川・ヤマメが上位に入り純狐が下位になったことが今回予想外な結果となった。
今回はここまで。それでは。