昨日の試合は二桁13得点で勝利したオイスターズ。ここまで47試合の総得点は226で1試合平均で4.8点も入っている計算になる。

しかしその打線を持ってしても17勝30敗と伸び悩んでいるのはここまで総失点270、1試合平均5.7点取られている投手陣が足を引っ張ってしまっているためと思われる。そこで今回はこのチームを2008年横浜ベイスターズと比較してみることにした。

この年のベイスターズは内川聖一が.378で首位打者に、村田修一が46本塁打で本塁打王に輝き吉村も.260 34 91の好成績を残しながらも投手陣が総崩れで結局48勝94敗2分の勝率.338となんと首位打者内川の打率に負けてしまう屈辱の最下位となってしまった。そんなベイスターズと今のオイスターズの違いを見比べてみたい。

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(内川と村田 当時の中心選手だ)

早速だが、現状のオイスターズ打線と2008横浜打線を見比べた表が以下になる。(左が横浜、右がオイスターズだ。)
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横浜打線はやはりクリーンナップの破壊力が光る。しかしその他の選手はやや小粒と見えるかもしれない。
一方のオイスターズはまだ47試合だが鈴瑚と石川を除きレギュラーが皆3割越えと横浜以上の攻撃力があると見える。
このオイスターズはまだ47試合しか消化していない。そこでもし144試合を送ったらという発想でHRと打点を掛け算してみた表が以下になる。

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HR・打点を3倍強してみた結果がこれになる。あくまで仮定の話だがもしこのままシーズンを終えられたらとてつもない打線になるのではないのだろうか?あくまで数字遊びの1つだが。

そしてお互いのネックとなった投手陣の成績比較が以下の表になる。(左が横浜、右がオイスターズだ。)

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(※桑原投手の先発回数は10です。ここに訂正致します。)
・・・・・・これをどうしろというのだ。お互い先発がとんでもないことになっている。横浜にはハマの番長・三浦大輔が君臨し負け越しているものの防御率3点台であるがオイスターズは3点台の先発投手が不在である。そして天子が那須野みたいになっている。リリーフ陣は横浜・オイスターズ共に頼れそうな選手がちらほらいる。というかオイスターズは登板数の多い投手をピックアップしたら軒並み好成績の投手が出てきた。ちなみにこころはこのままのペースだと70試合に登板するペースだ。

―2008横浜は強力な個の力が打線を牽引しオイスターズは皆が皆打ちまくっていることが分かった。そして両軍共に先発に弱さを抱えていることも見えた。
そんな横浜も時が経つと投手陣がウリで打線に課題を抱えるチームとなり現在CSを争うチームになった。いつしかオイスターズも投手優位なチームになる日はくるのだろうか・・・?